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働いている人は病院に通えない?
投稿日 2018年1月18日 12:55:25 (糖尿病合併症)
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サラリーマンは病院に行きにくい?
40歳代の働き盛りの人で糖尿病の治療をきちんと受けている人は、男性で38.7%、女性で42.9%に過ぎないんだそうです。
治療をきちんと継続できない理由には色々あると思いますが、もっとも多い理由として「仕事が忙しい」ことが挙げられるそうですよ。
筆者は比較的時間が自由になるので平日の昼間に病院へ行けますけど、これがサラリーマンの方だとわざわざ半日休みを取らなければ病院へも行けないのでは?
筆者はいわゆる大病院に通っていますが、診察は基本的に午前中で、午後はわずかな時間に一部の科が開いているだけです。
気持ちよく休ませてくれる職場ならいいのですが、なかなかそうもいかないのではないでしょうか…病院に限らず、銀行などに行くときもそうですよね。
自覚症状がないからと油断しないでください!
途中で糖尿病の治療を中断してしまうことは、とても危険なことだと思います。筆者のように重度の糖尿病の場合は特にそうです。
しかし、病気の程度がまだ軽く、特に自覚症状があるわけでもない人は「忙しいから…」とつい受診を先延ばしにしているうちに「まぁいいか」と思ってしまうのかもしれません。
そして、病院へ行かなくても自己血糖測定をこまめに行ったり糖質制限を心がけていれば大丈夫かもしれませんけど、ほとんどの方はきっとそうではなく、自覚症状が出てきた時にはものすごく重症になっていてもう手遅れ…なんていうこともあるんじゃないでしょうか。
たとえ糖尿病患者でも、ちょっと血糖値が高くなったぐらいでは自覚症状はありません。「まだ何ともないから」と油断してカップ麺や丼ものばかり食べ、仕事が忙しいからと運動不足の生活を送っていると、ある日突然「目が見えない!!」などということもあり得ます。
忙しくても、ローソンで糖質控えめのパンを買うとか、ネットスーパーなどを上手に活用して、なるべく糖質の摂りすぎには気を付けていただきたいな…と思います。
また、忙しくても「早食い」はとても良くないそうです。
きちんと病院に行けるようになりますように…
せっかく早い時期に糖尿病だと分かって治療するチャンスがあるのに、仕事を休みにくくて病院に行けなかったり、糖尿病についての正しい知識がないために油断してしまい、通院を中断する方がたくさんいらっしゃるのは何とも残念です。
糖尿病はとても怖い病気です。後悔してももう遅いことだってあるんです!!
昔は糖尿病を発症するのは40歳以降とされていましたが、最近では若いうちに発症する人が増えているそうです。子供たちですら、中学生や高校生になると1型糖尿病よりも2型糖尿病の子供のほうがずっと多いのです。
どうか糖尿病というものを甘く見ないで、治療はきちんと通ってください。通院は大事ですが、それだけではダメで、毎日の食事や運動が重要だということも忘れないでください。
そしてすべての職場において、必要な時に休みを気兼ねなく取ることが出来るようになりますように…これは決して、糖尿病患者だけの問題ではないと思うのです。
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Source: 糖尿病総合ネット
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