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糖尿病になると何故がんリスクが増大するのか?
投稿日 2019年10月20日 14:18:56 (糖尿病 ダイエット)
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ちはっす。
糖尿病になると、がんリスクが増大すると言われています。
糖尿病リソースガイドによれば、糖尿病患者の死因の第一位は、がんだそうです。
また、同友会メディカルニュースによれば、糖尿病により、がんになる総リスクは20-30%増加し、2型糖尿病患者では、罹病期間が長いほどがんの発症率が高く、罹病15年以上の患者は、15年未満の患者に対して、男性で1.6倍、女性で1.8倍になるとの報告があるそうです。
糖尿病によるがんリスク増大の原因は、高インスリン血症、高血糖による酸化ストレス、脂肪による慢性炎症等、いろいろと言われていますが、実のところ、まだ不明な点が多いです。
とは言え、解明されていること、また、最近解って来たこともあります。
今回は、解明されてきたことの一つを紹介します。
そもそも、がんって何なの?
我々の身体は、約60兆個の細胞からできています。
これが毎日約1%ぐらい死んで行くので、毎日新たに細胞を作っています。
この細胞を作る過程でDNAをコピーしています。
そうすると、毎日数千億回もDNAをコピーしていることになります。
数千億回もコピーしてるんですから、何らかの原因、あるいは偶然に、コピーミスが起きたりします。
DNAというのは、言わばプログラムコードみたいなものですから、コピーミスしたDNAをそのまま実行すれば暴走します。
つまり、突然変異の細胞が出来上がります。
多くの場合、突然変異の細胞は生きて行くことができずに死んで行きます。
が、しかし、ある種のプログラムが書き換わった細胞は、死ぬことができなくなり、そのまま細胞分裂を繰り返し増殖して行きます。
この突然変異を起こした死なない細胞が、がん細胞です。
実は、ここまでのことは、健康な人でも毎日起こっていることです。
(確率的に言えば、数千個は、毎日出来上がるらしい。)
とは言え、これをこのまま放置すれば、我々の身体は速攻でがんだらけになってしまいます。
そこで、免疫システムの登場となります。
問答無用・鉄壁の免疫システム
がん細胞ができると、その都度見つけては殺して行くのが免疫システムです。
免疫システムに「自分の細胞ではない」と判断されると、問答無用で根絶やしにされます。
たとえ、がん細胞が平和憲法を掲げても、遺憾砲を連発したところで容赦はありません(笑)
無慈悲に一族郎党皆殺しですから、後から慰謝料や謝罪を要求されることもありません。
免疫システムの働き方に関しては、非常に解り易く書いた記事がありますので、参考にして下さい。
風邪をひいた時の対処法
他に風邪時の食事など何かありましたらご教授ください。 …
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こうして我々の身体は、免疫システムにより、日々がんの脅威から守られています。
余談になりますが、がん細胞というのは元々は外部からの侵入者ではなく、我々の身体の一部です。
元は我々と同じ細胞だったものが、突然変異を起こし我々自身の驚異となるという構図は、ウルトラマンの「故郷は地球」を思い出します(笑)
宇宙飛行士のジャミラが宇宙空間で遭難し、地球からの救助を拒否され、灼熱の金星で怪獣に変異し、地球に恨みを晴らしにやって来るという内容です。
ま、確かに、同情の余地は多々あるものの、よくよく考えれば、そもそも宇宙飛行士になった時点で、遭難や事故のリスクなど納得も得心もしていたはずです。
無理矢理宇宙に放り出された訳ではあるまいし。
地球からの救助を拒否されたというのも「助けに行けよ。」とは思うものの、常識的に考えてそんなところにすぐさま救助隊を送れる訳はありません。
ジャミラが気の毒なのは間違いありませんが、それが何ゆえ「全人類に対する恨み」になるのか?
少なくとも、私には関係ないじゃないですか(笑)
そんなことで、火吹かれたらたまりませんよ。
このジャミラの恨みの持って行き方が、どうにも未練たらしく潔くないのです。
ジャミラのトンチンカンな恨み節を、免疫システム界の範馬勇次郎こと、キラーT細胞に言わせれば、
この愚か者めが!
と、一刀両断にされるのではないでしょうか(笑)
余談が長くなって疲れてしまったので、次回に続きます。
すんません。
Source: 糖尿病も3ヶ月で完治する
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